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歯のマニキュアなら即効性のある歯のホワイトニングができる

歯に塗れるマニキュアなら、さっとひと塗りするだけで白い歯が完成します。歯医者さん以外でも出来る方法があるんですが、歯にマニキュアを塗っても大丈夫なの?という心配がありますよね?そこで、安全性やコスト、肝心の持続性などについてご紹介します。
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すぐに歯を白くしたいなら歯のマニキュア!でも安全性や費用ってどうなの?

マニキュアといえば、爪に塗って指先を美しくみせるもの。実は歯にも塗れるマニキュアがあるなんて知ってました?

ネイルポリッシュのような速乾性があるのなら「今すぐ歯を白くしたい!」という人には、願ってもないホワイトニング方法かもしれませんね。

では、歯のマニキュアは具体的にどのようなもの?持続性・コスト・安全性などのみなさんが気になることを中心にまとめてみました。

即効性のあるホワイトニングなら歯のマニキュア

歯のマニキュアとは、塗料を塗って歯の表面を白くコーティングする方法をいいます。ネイルと同じで、歯の表面も凹凸がなく滑らかになるので、艶のある白い歯を手に入れることができます。

爪に塗るマニキュアと同じ効果があるけど、成分は別モノ

なにより特筆すべきはその即効性。塗った成分が乾けば完成です。これだけ短時間に歯を白くできる方法は、ほかにはありません。

マニキュアには独特な刺激臭がありますが「それを歯に塗っても問題ないの?」と不安になる人がいるかもしれませんが、そこは大丈夫。爪に塗るマニキュアとは成分が違うので、刺激臭はありませんよ。

歯のマニキュアは銀歯に塗ることもできる

漂白タイプのホワイトニングだと歯に液剤を染み込ませて白くするので施術できる歯が限られてきます。でも、歯のマニキュアなら、銀歯・人口歯・虫歯・神経を抜いて変色してしまった歯でも白くすることができます。

銀歯が目立たなくなるだけで、笑顔の印象もだいぶ変わってきますよね?

面接・結婚式・発表会・お見合いなど、ここぞとばかりに表情が注目されやすい場面において、短時間即効性のある歯のマニキュアは、うってつけのホワイトニング方法といえるでしょう。

歯のマニキュアはどこでできる?

では、どうすれば歯のマニキュアを受けることができるのでしょうか?実は歯科医院とは限らないんですよ。

市販品なら自分で白くできちゃう

デンタル関係の商品を扱っているドラッグストア、またはAmazon・楽天などのネット通販などで購入することができます。

ドラッグストアなら、歯ブラシや歯磨き粉が並んでいる商品棚に、ネット通販なら「歯 マニキュア」と検索すれば、容易に探すことができるでしょう。

市販品にはボトルタイプとペンタイプの2種類があります。

  • ボトルタイプ:マニキュアと同じでフタに刷毛がついているもの
  • ペンタイプ:筆ペンみたいなもの、押したり回したりすると液が滲み出てくる

どちらも、歯の着色汚れをしっかり落としてから、歯の表面を乾燥させて塗布していきます。

審美歯科・歯医者さんで行われるホワイトコート

もちろん、歯の専門家である歯科クリニックでも、マニキュアを塗ってもらうことができます。

歯科クリニックで歯のマニキュアを受けるとしたら、そのほとんどはホワイトコートと呼ばれるもの。2004年の登場以来、デンタルコスメの愛称で親しまれています。

ベースコート→ホワイトコート→光照射→トップコート→光照射という手順で施術していくため、ジェルネイルの手順に近いです。

ジェルネイル同様、表面に厚みがでてしまうので、歯の歯見合わせによっては支障がでる場合もあります。

最近では、ホワイトコート以上の持続性をもつパーマネントマニキュアなるものも登場しているようです。

歯のマニキュアはどれくらい長持ちする?持続性について

自分でできるなら一回くらい試してみたいな・・・そう思い始めているのではないでしょうか?

でも、市販品とクリニックでは、効果の持続性に雲泥の差がありました。

市販品は長くて24時間が限界

市販品である歯のマニキュアは、その効果の持続時間は8時間〜24時間といったところ。

なかには「食事をしたら剥がれた」「歯磨きしたら剥がれた」ということもあるので、歯のマニキュアを塗っている間は、マニキュアが剥がれてしまわないよう、細心の注意を払う必要があります。

一番の見せ場で、歯のマニキュアがところどころ剥がれた状態になってしまうのだけは、避けたいものですよね。

また、マニキュア塗布前に歯の表面の汚れを落としておかないと、剥がれやすくなるので歯磨きは念入りに。

ホワイトコートは1〜2ヶ月ほど

一方、クリニックで施術するホワイトコートは1〜2ヶ月ほど

生活習慣や食生活によっても左右されますが、定期的なメンテナンスを行うことで、継続して歯の白さを保つことができますよ。

ちなみに、パーマネントマニキュアは2〜5年ほど。ただし、こちらも定期的なメンテナンスあっての持続性です。

歯のマニキュアにかかるコストは?保険は効く?

それぞれの持続性が把握できたら、次に気になるのは費用ですよね。どのくらいのコストがかかるのかというと・・・?

市販品は2,000円前後と低予算

ドラッグストアで購入する商品としては高く感じるかもしれませんが、漂白タイプのホワイトニングと比較すれば、かなり安上がりです。

いくつかある市販品のなかでも、人気があっておすすめなのはハニックの商品ではないでしょうか。ハニックは世界で初めて歯のマニキュアを開発したメーカーと言われています。

ボトルタイプのハニックDCシリーズは、目的の白さに合わせてアクア・スノー・パール・ルナの4段階から選べます。5.5ml入りで定価1,800円。

ペンタイプのアンジェオーラシリーズは、白さはもちろんのこと、ツヤ感・マット感・シャイニー感の3種類あって、4ml入りで定価2,800円。

ホワイトコートは歯1本につき1,000〜3,000円ほど

ホワイトコートは保険がきかず、自由診療扱いとなります。クリニックによっては、1本単位の値段ではなく、セット料金を設けているところも。

1本単位なら1,000〜3,000円。前歯6本セットなら8,000〜20,000円が相場。施術する本数が多いほうが1本あたりのコストを低く抑えられる傾向にあります。

ちなみに、パーマネントマニキュアは歯1本につき10,000円前後と言われています。

クリニックで支払うのはホワイトコート代だけではない

ただし、クリニックはホワイトコート料金とは別に、診察料・クリーニング料が発生します。場合によっては、ホワイトコートの白さを長持ちさせるためのコーティング料を取られることも。

また、メンテナンスを一切せずにいると、ホワイトコートの一部が剥がれてきて、まだらが目立ってきます。もし、ホワイトコートを綺麗に剥がすなら、クリニックで処置してもらわねばなりません。

剥がす処置には、ホワイトコート施術時のおよそ半分ほどの費用がかかります。

歯のマニキュアはどれくらい白くなるの?

どちらも歯に白い塗料を塗るため、ある程度は自分好みの白さを実現できます。とくに、歯質的に漂白しても白くなりにくい歯でも、理想通りの白さに近づけることも可能です。

市販品は白くなるけど塗り方にコツがいる

ただし、市販品の場合は、鏡を見ながら自分の歯を塗るため、塗るコツを覚える必要がありそう。

立ったり椅子に座った状態で行うことが多いので、一度に塗る量が多いと液だれする可能性も。また塗りムラも出やすいです。液だれやムラがでてしまうと、笑ったときに相手に違和感を与えてしまうこともあります。

液量は、少なめを意識して塗るようにしましょう。しっかり乾かしてから重ね塗りすることで、より白さと光沢感を出すことができます。

いきなり当日に行うのではなく、事前に何度か試して慣れておくと良いでしょう。

できることなら洗面台の照明ではなく、自然光のあたる日中に塗ったほうが、不自然な白さにならずに済みますよ。

ホワイトコートは希望通りの白さを実現できる

クリニックでは、どれくらいの白さにしたいのか、見本を参考に希望を聞かれますので、自分好みの白さを選ぶことができますよ。

ただし、あまりに元の色とかけはなれた白さにしてしまうと、剥がれてしまった時に目立つかもしれません。ほど良い自然色を選ぶほうが良いかもしれません。

治療イスに寝転がるので、液だれする心配はありませんし、ベースコート→ホワイトコート→トップコートの三層塗りなので、色ムラも出にくいです。

ただし、施術者の技量によっても左右されるため、ホワイトコート経験が豊かなクリニックを選ぶのが安全です。

歯のマニキュアの安全性は証明されている?

とはいえ、やっぱり口のなかに入るもの。マニキュアの成分は本当に安全なのでしょうか?

市販品は成分表示をしっかり確認して

さきほど、紹介したハニックではロジンと呼ばれる天然樹脂を使用しています。ロジンは、健康補助食品(サプリ・タブレット)に使われるコーティング材で、体に無害なもの。

さらに、ロジンに含まれるアビエチン酸には、虫歯の原因となるミュータンス菌の増殖を抑える効果も認められており、虫歯予防にも役立ちそう。

胡粉といって、焼いた貝殻の粉末から作られた顔料入りのものも多く見かけます。貝殻にはミネラルが豊富に含まれていますから、白さと同時に、歯そのものを丈夫で健康的なものへと導くことができますよ。

これ以外にも歯のマニキュア商品はいくつかありますが、成分表示はしっかり確認するようにしましょう。歯の白さだけを優先して、身体に有毒なものを取り込んでしまっては意味がありません。

クリニックでの歯科治療と同じ成分を利用してるので安全

クリニックで使用しているのは、コンポジットレジンと呼ばれるプラスチック材。

プラスチック材と言われると「口のなかにそんなもの?」と思われるかもしれませんが、虫歯治療にも幅広く利用されているもので、安全性は保証されています。

レジン充填といって、虫歯を削った後の歯に詰めて、元どおりの状態するアレのこと。硬いものを食べると稀に欠けてしまうこともありますが、部分的な塗り直しも簡単に行うことができます。

白さの持続性はあまりありませんが、漂白して歯がしみるということもありませんし、歯の表面を削らないのでいつでも、元どおりにすることができます。

歯のマニキュア、まとめ

いかがでしたか?

歯のマニキュアには、市販品とクリニックで行えるものの2種類あることがわかりました。

市販品は低価格でパッとできるけど持続性はない

ドラッグストアなどで購入でき、歯磨きさえしっかり行えば、すぐに歯を白くすることができます。速乾性があるので、重ね塗りしたとしても5分ほどで完成してしまいます。

値段も2,000円前後と安く、今から買いに行こうと思えば買えちゃう値段ですよね。これさえ買ってしまえば、明日からでも白い歯が実現できます。

ただし、その効果は1日しか保つことはなく、食事や歯磨きなどで簡単に落ちてしまいます。

  • 即効性:◎ 5分もかからない
  • 持続性:△ 8時間〜24時間
  • コスト:◯ 2,000円前後
  • 白 さ:◎ 銀歯でも白くできる
  • 安全性:◯ 商品による

クリニックはそれなりのお値段&メンテすれば持続性もあり

クリニックの歯のマニキュアなら1〜2ヶ月は、その白さを持続させることができます。

施術時間も、クリーニングから仕上がりまでで1時間ほど。定期的にメンテナンスに通えば、もっともっと長持ちさせることも可能。

でも、市販品ほどのお手軽さはなく、歯1本で1,000〜3,000円。もし、笑った時に見える歯をやるなら、15,000〜40,000円ほどの予算が必要となります。

  • 即効性:◯ 30分〜1時間ほどかかる
  • 持続性:◯ 1〜2ヶ月 メンテ必要
  • コスト:△ 1本1,000〜3,000円
  • 白 さ:◎ 銀歯でも白くできる
  • 安全性:◎ 治療に用いられるものと同じで安全

もし、あなたが「今すぐ、銀歯を白くしたい」「今すぐ、神経を抜いた歯を白くしたい」「今すぐ、虫歯を白くしたい」「今すぐ、低予算に収めたい」と思っているのなら、歯のマニキュアは最適かもしれません。

確かに、歯のマニキュアは歯を白くする即効性においては優等生。ですが、あくまで表面に白い色を塗っているだけで、歯そのものを根本から白くはしてくれません。

あくまで、一時的に取り繕う白さにしか過ぎないのです。さらに、食事の仕方によってはマニキュアが剥がれてしまう、という脆弱性も孕んでいます。それを気にしながらだなんて、食事も満足に楽しめませんよね?

もし、限定された期間ではなく、この先も歯の白さを持続させたいと思っているのなら、根本から歯を白くするホワイトニング方法を選ぶほうが、予算的にも歯のためにも良さそうですね。